オセアニアショッピング事情は10年前に比べると随分「マトモ」になった。
若い女性の旅行者たちは口を揃えて「買うものがない」と言っていたオーストラリアの流行も、今では北半球にきっちりと1シーズン遅れ(半年遅れ)でやってくる。一昔前は選択肢などなかった。
日本人のお眼鏡に叶うものといったらサーフブランドくらい。毎日が陸サーファー。1シーズンに数回しかビーチに行かない日本人でも、帽子からサンダルまでサーフブランドと言った具合。
しかし昨今のシドニーは悪くない。洋服から靴、カバン、下着、小物に至るまでハイセンスなものが輸入されている。オーストラリアブランドも若手が活躍しはじめ、実に様々なレーベルが出てきているのが実情だ。
しかしセンスが良くなっても、破いて棄てられる内装にお金をかけないのがオージー流である。
ショップ名が印刷された紙袋に入れてもらうくらいはここでも当然になったが、その中はと言えば「たたんで放り込む」のが常識だ。
日本のように包装用のティッシュペーパーにくるみ、透明のビニール袋に入れ、高価な紙袋に入れてもらえるなんてことはまずありえない。日本は「包装過剰」だ。ちょっとした小物のお買い物ならビニール袋だってアリだ。どちらが良いかは賛否両論、エコを考える以前にセンスの問題かもしれないとも思う。
さてシドニーのお土産の定番と言えばティムタムやワイン。
意外と知られていないラミントンなんかも喜ばれるだろう。アボリジニアートなんかもおもしろい。
シドニーには大手の免税店から小さな土産屋までたくさんあるが、ローカルなものを入手するという意味ではスーパーがおもしろい。オーストラリアらしいものをと考えるのが一般的だが、ここは多国籍国家、イタリアのパスタ、中華の調味料、スイスのチョコレートなんかでも宜しいのでは?