オーストラリアは人種のツルボ。中でもシドニーは世界各国からの旅行者、学生、そして永住者が集まる街だ。そのシドニーで、3月の最終週にギリシャ祭り(The Greek Festival)が開催された。
(The Greek Festival of Sydney 旗)
実はここオーストラリアはギリシャ人の移民が多く、また年々その数は増えつつあるのだが、おかげで巨大なグリークコミュニティが形成されている。
(ギリシャ料理テント(50人くらいの列ができていた))
3月30日日曜日、快晴。
開催されたダーリングハーバーは人、人、人!!!老若女男、シドニー中のギリシャ人が集まったのではないかと思うほどだ。路上では民族舞踊か、ドレスを来た男女がギリシャ語の音楽に合わせて舞う。
手をたたく人、一緒に踊る人、目頭を押さえ涙をこらえる人。それぞれの思いを抱いて見入っているようだ。会場広場には所狭しとテントが並び、ギリシャ料理、お菓子、CD、伝統工芸品などが売られていた。人々は長蛇の列を作り、故郷の味を、音を、と嬌声を上げる。マイクから聞こえるのは懐かしいギリシャ音楽か、ビール片手に大声で大合唱が始まった。
(シドニータワーを仰ぎながらお祭り騒ぎ) (お祭り=バー!柵で仕切られた中だけは飲酒OK)
海外に長く住みながらも、やはり故郷がなつかしく、それを想う時、なぜか熱い思いにとらわれるのは、出身国がどこであろうとも変わらないのだろう。
一年に一度の祭典だからこそ、徹底的に故郷を楽しみ、懐かしむ。人生楽しく生きる、その手本のようなギリシャ人を前に、日本人であることを誇りに思い、またその底抜けの明るさを羨ましくも思った。