ホームステイ体験談【ニュージーランド・社会人】 No.82

ホームステイ 体験

乗馬セラピーが行われるAmbury Park Center for Riding Therapyは、AmburyParkの一角にあります。馬が27頭、OT1人、PT1人(今回はいませんでした)、ボランティアの方々等でで構成され、リハビリは主に午前中行われます。9:30~10:30迄と、11:00~12:00迄の2回に分けられ、最初のリハが終わると30分のモーニングティータイムがあります。

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リハに訪れる方々(rider)は大抵週に1回ここを訪れ、1時間の乗馬セラピーを行います。またここは学校でもある為、ここに通う生徒も同様に乗馬セラピーを行います。基本的には1人のriderに対して1人のleader、2人のsidewalkerが付き添いますが、経験度によっては1人のsidewalker,若しくはsidewalkerがつかない場合もあります。これらは全てボランティアの方々が行います。

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内容としては、個人によっても異なりますが、室内では玩具や器具(フープ、ボール、バトンなど)を用い簡単な運動をすることで、身体を屈伸させ、様々な機能を高めるのに役立てます。また屋外に出てその公園内を歩いたりもします。私の仕事はsidewalkerでしたが、leaderと同様に乗馬の仕方を常時教えてあげなければならない為、仕事を完璧に覚えるまでの初めの2週間はとても大変でした。

またニュージーランドの発音に初めは物凄く戸惑い、徐々に理解できるようにはなったものの、初日は特に「大丈夫?」と念を押されてしまったほどです。実際大丈夫ではなかったのですが、1週間後には指示されたことは理解できるようになり、なんとかやり抜くことができました。

ただ、乗馬中にriderさんと会話をするのに、どうしても子どもの話す英語は最後まであまり聞き取れず、話しかけてくれる子どもにきちんと返答してあげられなかったことが心残りになっています。

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私がこのボランティアを通じて感じたことは、様々な職種の方々によってこのリハビリが成り立っているので、1頭の馬、rider、leader、sidewalkerの間で形成される信頼が一番大事なのだということです。なぜなら馬も人間同様性格があります。

私が見た馬の中にも、先頭で屋外に出ることを拒む馬や、歩いている間にleaderを噛もうとする悪戯好きな馬、逆に全く問題のない利口な馬など様々な馬がいました。更にはその日によってsidewalkerの数が多すぎたり、またleaderが足りず30分交代で行わなければならないという場合もありました。

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私はこの仕事をやっていくうちに、初めは英語との両立に苦戦していたものの、3週間目にはここを訪れることが楽しみになっていました。毎日訪れるため強い日差しと長い道のりに疲労も感じるようにはなっていたのですが、それでも週を重ねるごとに進歩していくriderさんを見ていると自分も元気付けられ、自分も彼らにできる最大限のことをやらなければという気持ちにさせられました。

私が一番勇気付けられたのは彼らが乗馬中に見せる笑顔です。

初めの週には馬に乗ることだけでも精一杯で泣いていた子も、回を重ねるうちに、とても嬉しそうに満面の笑みを浮かべていました。また私はここにいると何故かほっとする様な気持ちにさせられました。初めはその理由がわからなかったのですが、今になってはもうはっきりわかります。ここを訪れる方々は馬と会話ができるような心の温和な方々です。それがこの場所を温かみのある空間にしているのだと思います。

1ヶ月ではありましたが今までで一番充実感のある他では味わえない経験をすることができ、本当に皆さんに感謝しています。

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