留学コラム
 

22.アメリカ入国についてのお話[2004年08月10日(火曜日)]

アメリカ政府は、US-VISITプログラムの対象を2004年9月30日までに、ビザなしで入国する90日以内の短期滞在者にも広げる方針を発表しています。これにより、日本人入国者のほとんどが、入国審査の際に指紋スキャン&顔写真撮影されることになります。出国を記録するセルフサービス端末機の導入も進行中。

2004年7月1日から、日本で非移民ビザを申請する人に新たな規定が適用されます。今後は、「80歳以上または13歳以下の申請者」をのぞき、すべての非移民ビザ申請者に面接が義務付けられます。大使館や領事館では、面接担当職員を増やす予定ですが、面接の予約がこれまで以上に込み合うことが予想されます。予約は3ヵ月先まで可能なので早めに動きましょう。在日米国大使館では、出発予定日の少なくとも4週間前には面接を受けるようすすめています。

面接時に申請者の生体情報を収集
アメリカ政府は2004年10月を最終期限として、世界各国にあるすべてのアメリカ大使館・領事館で「生体情報搭載ビザ発給システム」を導入する方針です。

★「生体情報」って?
顔や耳の形、 指紋・掌紋 、瞳の虹彩など、個人に固有の特徴のこと。これらの情報を使って本人の真正性を認証する方法、「バイオメトリクス認証」と呼ばれる。氏名や生年月日、パスワードなどによる認証よりも精度が高く、さまざまな分野で注目されている。
ビザ申請時の面接では、特殊なデジタルスキャナーで両手の人差し指の指紋を採取。要するに、インクを使わない指紋押捺で、所要時間は約30秒です。電子化された情報はデータベースに保管され、入出国時の本人確認やブラックリストとの照合などに使用されます。日本国内の米国大使館や領事館では、2004年7月からこのシステムが導入されることになっています。