オーストラリア親子留学(シドニー)
親子ホームステイ(お母さんと4歳の男の子)
須磨さん親子

オーストラリア(シドニー)で、親子でホームステイ(保育園&保育園ボランティア)に、須磨さん親子にご参加いただきました。

親子留学体験談(下記)に添えて、嬉しい一言もいただきました。

「グローバルセント 小林さま すっかりご無沙汰しております。オーストラリアでの親子ホームステイ&現地保育園に通った体験談をぜひ伝えさせてください。仕事よりもこの体験談の送付を優先させてしまいました!今年一番の思い出づくりを提供くださり、どうもありがとうございました!!」

今年一番の思い出になったということで、本当に嬉しく思っています。

また、毎日お忙しい中、体験談の為に時間を使っていただいたことに心から感謝いたします。

それでは、体験談をどうぞ↓

オーストラリア親子留学体験談

オーストラリア・シドニー郊外で11日間、4歳の息子と親子ホームステイ&現地保育園に通った結果、自分の「日本ボケ」を痛感しました。

まぁ、まずはなぜ観光旅行でなく親子留学を選んだのかですが、自分自身が3歳~8歳の時にイギリスのロンドンに住んでいた経験から、幼いころから英語環境に身を置いていれば、考え方の選択肢が増えたり英語の基礎能力がつくため、人生がより楽しめると自信があったからです。

実際、私自身は発想が豊富であることや英語力があることで学生時代も外資系製薬会社で働いている今もロンドンに住んでいて良かったと、親に感謝しています。

ということで、今回の目的は「普段は保育園に預けている4歳の息子に異文化の存在を知ってもらい、世界共通語の英語に興味を持って帰国後は英会話教室に通う!」でした。

さて、英語圏への旅行が決まった時点でインターネットのグローバルセントの広告「1週間あったらホームステイ!」が目に飛び込みました。

やっぱり家庭に加わる事でホテルより断然濃厚な現地感が味わえるので、そこは即決し、あとは日中の過ごし方を考え始めたところ「同世代の友達との交流でしょ」ってことで現地幼稚園もしくは保育園の手配を依頼。

通園中に親の私も異文化体験できるよう現地でボランティアしたいと思い、第一希望で息子と同じ園で保育スタッフができるようお願いし、見事希望をかなえてもらいました。

夜便の飛行機に乗り、土曜朝に到着したシドニー現地職員の日本人女性は、同世代の子供を持つママで、ついつい空港のカフェでホームステイ先の情報より子育て苦労談で盛り上がってしまうくらい気さくな方でした。

打ち合わせ後、いよいよホームステイ先へ。

「オージー=詳細気にせずに豪快に食べて飲むイメージ」という勝手な日本的な印象をくつがえし、ユダヤ教を信仰される言葉少なめのベジタリアンなお父さん(70歳?)でした。

一つ目の日本ボケはその「勝手なオーストラリア人イメージ」でした。

ま、ま、家のインターネットにも繋げさせてもらい、日本で会社を休めずに留守番の夫にもオーストラリア到着を連絡し、ゆっくりご近所の散策へ。

10月下旬は日焼け止めが必需品なものの、気持ちよく木陰を選びながらお散歩。
夕方にはお母さんも帰宅され、同じ薬剤師という事が判明して不意に盛り上がるという意外な展開をしつつ、その日は就寝。

日曜日にシドニー動物園で一日たっぷり楽しみ、月曜日からは託児所へ。

保育方法が日本と違うなぁ~と感じるのは、スタッフがおそらく一日で20分程度しか子供に触れていないから…!

子ども自身が、自分がやりたい事を考えることを促すために、スタッフは一切口出しをしないのです。

昼食の準備ができたら、日本の保育園なら「皆ぁ~おもちゃ片づけて手を洗ったりトイレに行こうねぇ~。さぁ、席に座って、はいっ、みんなでいただきます!」となるところが

「昼食だよ!」
の一言で終わりなのです。

片づけたり、自分のランチを自分で準備して食べるのは子供たちが自ら考えてやるのです。
間違えれば注意の声が飛んでくるけれど、それ以外はスタッフは見ているだけ。
一日を通して子どもと遊ぶことはなく、間違ったことをしない限りは自由に行動させているのです。

子供と一緒に遊ぶことをイメージしていた私は、日本の育児が「手を出しすぎている」という指摘が本当なのかも…なんてへぇ~って感じで毎日過ごしては夕食時にホストファミリーにその日の出来事を報告。

4歳の息子は日中ほとんど英語を話さずに「おもちゃかして」など日本語で十分に通じることで自信をつけてしまった様子…
「現地に行けば英語に興味を持つであろう」という楽観的な親の希望を打ち砕きました。。。

さておき、金曜日はハロウィーン。

この時期をわざわざ選んでスケジュールを組んだので、仮装してご近所を回ってお菓子をもらってを期待していた私は、ホームステイ先がユダヤ教…つまりハロウィーンのようなキリスト教のイベントには全く興味がないことを知って愕然…!

日本のように宗教観なくお祭りとして楽しむことはなく、宗教が基礎となっているイベントは各家庭の信仰でまったく雰囲気が異なるという事を異文化として学びました。

確かに、託児所でもキリスト教信仰の家庭の子が仮装して楽しむ中、違う宗教の子は仮装にもイベントにも出席しないという徹底ぶりで、日常に宗教が感じづらい日本では想定していなかった状況でした。

そうこうする間、ホームステイ先でチェスのルールを教えていただいたり、紙飛行機の飛ばしっこでファミリーに馴染んだ息子は帰る日になっても「また来週遊びに来たい」と日本語で耳打ちする感じで、オーストラリアが簡単には来られない所という認識が持てず、お別れがイマイチ分からないままに終わってしまったものの、十分に「英語の保育園と英語を話すおじいちゃん・おばあちゃん」を気に入った様子でした。

帰国後、期待したほどに英語に興味を持ってはくれていないのですが、今までよりも数字を英語で自慢げに数え上げてくれるようになったので、良いことにしています☆

また英語どっぷり生活をさせて、次こそは日本語なしで友達を会話できるようにさせたいと思っています。

最後に、グローバルセントの小林さんのあつい対応、ありがとうございました!
また次回、どうぞよろしくお願いします♪

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