私の息子は今、中高生ですが、
息子たちのクラスや学校にも
多く学校へ登校できない生徒がいると聞きます。

様々な理由があると思います。

対人関係での悩み、集団生活への悩み、
コロナの影響や生活リズムによる悩みなど。。。

そして、学校へ行けない具体的な理由はないけど、
何となく学校から足が遠のいてしまっている。。

親御様からしたら、
出来れば学校へ通ってもらいたい、
というのが本音だと思います。

ただ、まずは親御様自身が、
不登校をネガティブと捉えずに、
ポジティブに考えている方がいる事を
知って頂くのが良いと考えます。

学校の選択肢は、中学年代であれば、
一般的な中学校以外にも、ホームエデュケーション、
教育支援センター 、フリースクール、オルタナティブスクール
インターナショナルスクール、山村留学、海外留学など様々です。

また、高校年代でしたら、全日制高校、定時制高校、
通信制高校などです。

もちろん、中学校へ行かずに、高校へ行く事も、
高校に行かずに、大学へいく事もできます。

まずは、色々な選択肢がある事を知って、
親子で色々と情報共有をするだけでも変わると思います。

その一つの選択肢として、
健康で普通に生活しているけど、
学校へ行きたくない、勉強をしたくない、
という中高生に短期留学(ホームステイ)があります。

学校へ行きたくない子に学校へ行きなさい!
勉強をしたくない子に勉強をしなさい!

は全く子供のスイッチが入りません。

親としては、学校へ行かせたい、勉強をさせたい、
と思うのは当然の事ですが、その心の準備ができていない子に
色々な学校や勉強方法を提案しても、、、、?

もし、気分を変えて、一人で何かにチャレンジしてみたい!
という気持ちがあるなら、環境を変えてみるのも一つだと思います。
(本人のチャレンジしたい!という意思が絶対条件です。)

違う言葉や文化をもつ人や違う価値観をもった人と、
親や先生以外の大人たちとの生活、
そう行った日本とは全く違った環境で、
一人生活することで、日本と海外の違い、
親の有難さ、学校とは、勉強とは、友達とは、
人生とは、と普段日本では向き合えない、
自分と向き合う事で、何か変化があるかもしれません。


英語を学ぶための留学、
進学のための留学

ではなく、

自分と向き合い、
新しい自分と出会う海外生活体験。

ホームステイをすることで、
色々と感じる事があると思います。

大きな変化がなくとも、日本の考え方や今の自分の周りの環境が
全てではないと感じることでしょう。

それから、自分が何を感じ、どう行動していくかは本人次第となりますが、
一つの選択肢としてのホームステイ(海外生活体験)はありだと思います。

お子様が海外に興味を持っている、普段と違う環境でチャレンジしてみたい、
という気持ちがある場合は、選択肢の一つとして伝えて頂くと良いと思います。

正解は一つではありませんので、無理に勧めずに選択肢の一つとして