これから日本を背負う子供達に大人ができる事

11月に入りあっという間に今年も残り2か月ですね。

今回はホームステイや短期留学とは
少し離れた話題になりますが、
当社が今後関わっていきたい分野でもあり、
将来的にはホームステイや短期留学も
海外の視点を身に付ける意味では、
繋がるかと思っています。

以前に何度かフィリピンの児童養護施設を訪問てきました。

改めて日本の若者に世界を知ってもらいたい!
という気持ちが強くなりました。

安心安全、物質的に恵まれた日本ですが、
今の日本の子供達に足りないものも
沢山あると私は感じています。


児童養護施設には私の息子も連れて行きましたが、

帰国後、自発的にフィリピンで
一緒に過ごした友達の為に、
毎月500円ですが支援を始めました。


その児童養護施設では
月1000円あれば二人分の食費が確保できます。
(息子二人で、フィリピンの友人二人
 の食費支援をしています。)

日本では、学校で5教科の学力あげて、
良い高校入って、良い大学入って、
良い会社に就職して、将来たくさんお給料を
もらって安定した生活を送る為に勉強するんだぞ!

って子供達に伝えている気がしてなりません。


これって「人よりも良い条件で働く為に競争に勝ちなさい」
と教えてる気がします。

大人になれば必ず「仕事」をします。
これは子供達も知っています。


でも”仕事=競争に勝つ事”でしょうか?
勉強=競争に勝つ為になっていませんか?


私は”仕事=人を喜ばせる事”
だと思っています。

どんな仕事も人の役に立ち、
困った人を助け、喜ばせる事です。


たくさんの人を喜ばせると、
多くの人から必要とされ
たくさんお給料やお金を頂けます。

さらにそのお金の一部でも人の為に使えたら、
結果、とっても幸せな人生を送れます。


そして、憧れる職業の大人たちが、
どのように人を喜ばせているのかを
見たり、体験したり、出来る事なら、
大人たちが熱くその仕事を通して、
どんなことを目指しているか語ってくれる環境が
もっともっとあればよいなと本気で思っています。
(社会人の皆さんは自分の仕事を熱く子供達に語れますか?)


だから子供のうちから、
お金をどう稼ぐかという入口ではなく、
お金をどう(何のために)使うかという
出口を意識する事が大切だと思います。


自分の手元に入ってきたお金を
どう使うと幸せを感じれるのか?

ただ自分だけに使うのか、
誰かの為に使うのか?


自分の稼いだお金を
自分の為だけに使っている人生と

自分の稼いだお金の1割でも
誰かの為に使っている人生の


5年後、10年後は
大きな人生の心の豊かさは
大きな違いがあると思います。


小学生や中学生が自動販売機やコンビニで、
毎日当たり前のようにジュースや
お菓子を買っているのを目にします。


もちろんジュースやお菓子を買う事を
悪いという事ではありませんが、
そのお金を一部を何か別の事に使う事もできるよ!


という事を大人が伝えてあげる事
もできるのではないでしょうか?


まだまだ思考段階ではありますが、
いつか日本の子供たちが
世界の子供達を支援するような、
お互いに成長できる
世界のお手伝いができたらと思っています。

インフルエンザやコロナが蔓延しておりますが、
体調には気を付けて過ごしましょう!!


みなさまとのご縁を楽しみにしています。

グローバルセント
小林正也